怒りについて
思春期のお子さんは、怒りがご本人の気がつかないうちに、たまってしまうことがあります。
思春期は、自分らしさとは何かと考える時期です。(アイデンティティの確立)まわりと比べて自分ができていること、できていないことを考えます。また、親からの精神的自立のため、反発心が強くなるのは、自然なことです。
ただ、その怒りが特定の大人だけに向かっていき、暴言、暴力に発展していくと、お互いに深く傷つきます。
カウンセリングでできること
怒りのコントロールで大切なのは、怒りを感じてもいいんだよ、でもその表現方法を健全なものにしていこう、という点です。カウンセリングでは、怒りのからくりについての説明から、怒りの対処法の実践まで行い、その後のセッションではフォローとして来談していただき、健全な怒りのコントロール法を学んでいただきます。
また、お話しするのが苦手なお子さんの場合、自分のことを話すことよりも、怒りについての学び(怒りとは何か、どうして怒りになるのか、怒りの対処法)をする心理教育もおすすめです。詳しくはお問い合わせください。
事例
中学生男子2年生
怒りが強く、お家でときどき暴力的になってしまうJくん。そんな自分もやめたくて、来談されました。
口うるさいお母さんに対して、暴力的になってもいいのではとも同時に密かに思っていたJくん。その怒りには共感しながらも、自分が怒ったときにどうしたらいいのか心理教育をしました。その後は、自分の怒りを記録してもらい、どんなときに怒りを感じるのか、何を試してみたのかなど書いて持ってきてもらいました。それをもとに、次はどんなことをすればいいのか行動を変える練習をしました。呼吸などの練習もしました。
同時に中学校での生活のストレスや部活の対人関係の困りについても話をしました。
少しずつ怒りのコントロールができるようになり、最後には全く暴力はなくなり、終結となりました。
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この動画講座は、不登校についてお話ししていますが、どんな親子関係にもあてはまると思います。
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ぜひこの動画講座をご覧いただき、カウンセリングについてお問い合わせください。
オンラインカウンセリングの注意点
- ある程度安定したWIFIが必要となります。
- パソコン、スマホ、タブレットでも構いませんが、パソコンが一番安定するようです。
- 主にMicrosoftのTeams(チームス)を使います。ご予約いただきましたら、リンクをお送りいたします。パソコンで使用の場合、ダウンロード、ログインは必要ありません。スマホ、タブレット、MacのSafariの場合は、ダウンロードが必要となります。うまくいかない場合は、ZoomやSkypeを使うこともあります。
- カウンセリング中はプライベートが守られるお部屋でお願いします。
- オンラインがうまくいかなかった場合、電話に変更、もしくは日時の変更いたします。
- お子さんのカウンセリングの場合、ある程度言語化できるようになるのが小学校3年生ぐらいになりますので、それぐらいでしたら、オンラインカウンセリングが可能です。