こんなことありませんか?
- 子どものころから、まわりができているのに自分だけ苦手なことがある
- 集団がどうしても苦手。
- 音、光、刺激など、すごく過敏なところがあるのに、すごく鈍感なところもある。
- まわりから、「変わっているね」と言われることが多い。
- 子どものときに「〇〇博士」と呼ばれるぐらいの詳細な知識があった。
- でも、学校の勉強は遅れていた。
- 忘れ物がどうしても多い。
- ぼーっとしてしまって、気が付くと、時間が経っていることがある。
- 集中力がないのに、興味のあることは、何時間でも集中してしまう。
強いところと苦手なところの凸凹が大きい
自分の中の強みと苦手なところの凸凹が大きいと、みんなで同じことをしなければならない集団生活をつらく感じたり、学校生活が大変に感じることが多いです。また、自分の強みがあることがわかる分、苦手なところを強く感じて、どうしてできないんだろうと自分を責めて、自己嫌悪になることもあります。
この凸凹は努力が足りないわけでも、子育てが悪いわけでもありません。虐待などの強いストレスは例外ですが、特性は、中枢神経の違いからきていると言われています。いわゆる「発達障害」とよばれます。
以下のような特徴は、だれでもありえます。ただ、これらの特性が生まれたときからあり、同じ年齢の他の子どもと比べて顕著であり、また学校生活やご家庭、人間関係の中で影響がある場合、診断されます。
ただし、日本では診断ができるのは医師のみとなっておりますので、当オフィスでは診断はできませんのでご了承ください。
カウンセリングにご来談されるきっかけとなる主な2つの発達障害を紹介します。
ADHD 注意欠如・多動症
ADHDには、3つの形があります。
1. 不注意優勢型
不注意が大きいと、ぼーっとしている時間が多かったり、忘れ物がよくあったり、集中力が続きません。
2. 多動・衝動優勢型
子どもの場合は、授業中に席にずっとついているのが苦手、歩き回ってしまう、答えがわからないのに手を挙げる、思ったことをすぐに言葉にする、順番が待てないなどの特徴があります。
大人の場合は、会議中じっとしているのが苦痛、次から次へと発言をしてしまう、考えがまとまらないなどの特徴があります。
3. 混合
不注意と多動・衝動性の両方の特徴をもっています。
ADHDの方は、行動力が強く、発想力が豊かな方も多いです。
ASD 自閉スペクトラム症
大きな特徴として2つあります。
1.コミュニケーションと社会性
コミュニケーションを取るときに、キャッチボールがなかなかできないように、相手の言っていることを字義通り受け取ったり、誤解して受け取ったりします。また自分が伝えたいことを、悪意はないのに、相手を怒らせてしまうこともあります。また、「空気を読む」ことが苦手で、どんな状況のときに言っていいことと言わないほうがいいことが区別がつかない、相手の感情がわかりにくいなどもあります。
2.こだわりがある
自分の興味がとても限定的で、でもそのことに関して深い知識を持っていたり、同じことを繰り返し話したり、自分の興味のあることの話がとまらなくなったり、なにかこだわりがあって、それから外れるとパニックになりやすい、または予定が変更になるとイライラしたりします。また、感覚がすごく敏感なところがある一方、鈍感なところもあります。
ASDの方は、他の人が思いつかないような考え方ができたり、何かあらかじめルールがあると動きやすいと言われています。
カウンセリングでできること
カウンセリングでは、自分の特性のことをきちんと理解をして、自分の苦手なところをなんとかするのではなく、自分の得意なところを知り、得意なところで苦手なことを引っ張っていくようにしていきます。
大人の方の場合は、自分の困り感がどこにあるのか、職場、ご家庭、友人関係などのことを具体的にどうしたらいいのか一緒に考え、それを練習していきます。自分の意見を伝えることができる「アサーション」を学んでいただいたり、感情のコントロールについてお話しすることもあります。
お子さんの場合は、効果が強いNHAこころを育てるアプローチを保護者の方に学んでいただくことで、ご家庭でのコミュニケーションが改善し、お子さんの自信を育てることができます。お子さんができないところではなく、できていること、「当たり前」のことに目を向け、それについて声をかけることにより、お子さんが自分の行動を「成功体験」だと思えるようになっていきます。その感覚が積み重なることで、一生続く自信になっていきます。
事例
小学校3年生男子
もともと医療機関で自閉スペクトラム症と診断されていたDくん。その凸凹が大きいために、宿題がとても苦手でした。学び方がまわりと違っていたため、何回も書き取りを要求される漢字の宿題は特に苦痛でした。また、こだわりから、まわりとうまく遊べないときもあり、怒りを爆発させてしまうこともありました。カウンセリングに来談されたときは、学校も休んでいました。
とても言語発達がよかったDくんとは、いろんな話ができました。自分の想いも言語化したり、感情についての説明やコントロールする練習も、楽しみながら進めることができました。また、遊びの中で、自分の怒りもたくさんだしていきました。怒りを遊びの中でだしていくことは、とても健全な方法です。
自分の中の凸凹を知り、どのように対応すればいいのかわかっていくと、またコントロール感もでてきて、学校にはまた行きました。ときどきトラブルにはなりますが、それをカウンセリングの中で話すことによって、引きずることなく、自己肯定感も高まっていきました。
お申し込みまでの流れ
カウンセリングのお申し込み:無料相談(15分つき)
1.下記のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
2. カウンセラーより、返信いたします。
3. 継続カウンセリングの場合、無料相談にて15分ほどお話しさせていただきます。(予約制)その際に、お引き受けできるかどうかお伝えし、またカウンセリングの流れを説明させていただきます。
- 無料相談は、LINE公式アカウントからお電話ください。
- LINE公式アカウントは、下記をクリックしていただき、QRコードから友だち申請をお願いします。
- お時間になりましたら、公式アカウントからお電話をください。(通話料はかかりません)「子どもカウンセリング晴」のメッセージを開いていただき、上に書かれている「子どもカウンセリング晴」をタップしていただくと、プロフィールページがでてきます。「通話」をクリックください。
4.お互いに同意の上、初回面談のご予約をお取りします。
5. メールにて、初回面談の書類をお送りいたします。ご記入いただき、メールでご返信をお願いしております。対面の場合は、ご持参いただいても構いません。
6. オンラインの場合は料金はお振り込み(ゆうちょ)になります。セッション前までにお振り込みください。対面の場合は、その場で現金のお支払いでお願いします。
7. 初回面談(継続カウンセリング)では、今までの背景を伺います。背景をお伺いするため、60分のセッションをおすすめします。その後、カウンセリングでできることをお伝えします。ご希望でしたら、その後、定期的(毎週か隔週)なカウンセリングに進みます。お子さんのセッションの場合は、45分をおすすめします。
8. 様子が安定してきましたら、カウンセリングの頻度はあいていき、終結は話し合いで決まります。
*単発(1回のみのセッション)をご希望の方は、3の無料相談と、7の初回面談は省略されますので、ご了承ください。
料金:一律
60分 13,000円(回数券あり 4回48,000円)
45分 10,000円(回数券あり 4回38,000円)
*単発ご希望の方は、どちらでも承ります。
*年齢、人数は関係なく、一律料金です。
*オンラインの場合は、お振り込み(ゆうちょ)になります。手数料はご負担をお願いいたします。対面の場合は、現金でお願いいたします。
開室時間
日曜日〜火曜日 お休み
水曜日〜土曜日 10時ごろから16時ごろまで(変更あり)
オンラインカウンセリングの注意点
- ある程度安定したWIFIが必要となります。
- パソコン、スマホ、タブレットでも構いませんが、パソコンが一番安定するようです。
- 主にMicrosoftのTeams(チームス)を使います。ご予約いただきましたら、リンクをお送りいたします。パソコンで使用の場合、ダウンロード、ログインは必要ありません。スマホ、タブレット、MacのSafariの場合は、ダウンロードが必要となります。うまくいかない場合は、ZoomやSkypeを使うこともあります。
- カウンセリング中はプライベートが守られるお部屋でお願いします。
- オンラインがうまくいかなかった場合、電話に変更、もしくは日時の変更いたします。
- お子さんのカウンセリングの場合、ある程度言語化できるようになるのが小学校3年生ぐらいになりますので、それぐらいでしたら、オンラインカウンセリングが可能です。