カウンセリング晴 代表 公認心理師 川合 仁美

 

■ 学歴■

静岡県立静岡高等学校 卒業
マサチューセッツ州立大学(アマースト)心理学専攻
コロンビア大学院社会福祉修士号取得

■ 経歴 ■

シアトルの公立小学校で遊びを通して自主性・社会性を教えるプログラムにかかわる
NY州社会福祉士認定
NY市カウンセリングセンター、公立小学校にて、児童カウンセラーとして勤務
帰国後、静岡県立大学短期大学部にて、ホスピタル・プレイスペシャリスト養成プロジェクトのアシスタントとして勤務
2008年~2012年 NPO法人こころのケアグループ副理事
2009年~2014年 静岡市スクールカウンセラー
2010年4月~2020年 心理カウンセリング想月に勤務

2020年11月〜 カウンセリング晴(はれ)代表

■ 資格 ■

2013年 資格取得「特別支援教育士」 LD学会正会員
2020年  NHA®(こころを育てるアプローチ)認定アドバンストレーナー資格取得

2021年 公認心理師

■ 専門領域 ■

不登校の自信回復の解決支援/異文化のつらさ改善/発達障害の理解と支援/カップルのコミュニケーション改善/トラウマからの回復支援

■ 著書 ■

「きせき のぼるは小学5年生」(子どもカウンセリングの過程を物語にしたものです)

■ ブログ■

子育てやこころのケアについてのブログを書いています。

https://ameblo.jp/sogetsu-kosodate/

■講演実績 ■

  • 2010年 公立中学校教員&全生徒向け「ストレスとうまくつきあおう」
  • 2010年 公立中学校教員向け「子どもととりまく環境」
  • 2011年 公立大学教員向け「発達障害について」
  • 2012年 企業 「発達障害について」
  • 2013年 公立中学校保護者向け「子どもを見守る」
  • 2016年 職員向け「怒りの対処法」
  • 2018年 公立小学校生徒向け「睡眠について」
  • 2018年 地域の保護者向け「思春期のコミュニケーション」
  • 2019年 職員向け「NHA®︎こころを育てるアプローチ」
  • 2019年 職員向け「効果的な相談方法」
  • 2019年 幼稚園教諭向け「傾聴」
  • 2020年 幼稚園教諭向け「発達段階別に見た傾聴・NHA」
  • そのほかに、勤めていたカウンセリングオフィス主催でさまざまな講演会を開催。「NHA」「傾聴」「カウンセリングについて」「アンガーコントロール」「子どもの危機の乗り越え方」「アダルトチルドレンのグループ療法」「トラウマのグループ療法」など。

■ SNS■

Twitter:@hitomicounselor

Facebook:「カウンセリング晴」

YouTube:「こころが晴れるコツ」

■ メッセージ ■

人のレジリエンス(みんなが持っている変わっていける力)を実感できるカウンセリングという仕事を選ぶことができたことは、私の最大のしあわせです。毎日、カウンセリングをする中で、そんなリジリエンスを感じることができ、私もはげまされ、勇気をもらえています。

また、自分がもっている心理学そして子育ての知識をだれかにお伝えできるのも、楽しいものです。講座を受けることによって、子育てだけではなく、ご自身のことをより深く気が付くことができます。

オンラインですべて行なっていますので、海外在住の方もぜひお問い合わせください。米国にも働き住んでいましたので、日米の文化の違いも考慮しながらカウンセリングを提供できます。

カウンセラーになった理由

私がカウンセラーになったきっかけは、アメリカの大学にいたころ、ある日本人の男の子に通訳をしたことからです。アメリカ人に囲まれ、言語もよくわからないその男の子の寂しさがわかるにつれ、このような子どもをサポートできるような仕事につきたいと考えるようになりました。

また、幼いころから、勉強はまあまあできていても自信があまりなく、学校もあまり楽しいものではありませんでした。そのころはわかりませんでしたが、人より過敏に反応するところがあり、人の顔色を伺ったり、感情(とくに怒り)を抑えるのがとても大変でした。集団でいると、つかれてしまうことも多く、きゅうくつさも感じていました。

アメリカに行き、日本とはちがう、個性を本当に大切にしてくれる文化の中で一人で暮らしているうちに、自分のがんばりを認められるようになってきて、自分が思っているよりも他の人は自分のことを気にしていないんだということに気がつくことができて、自由になれた気がします。

カウンセラーとして、自分のカウンセリングを受けているうちに、今までのつらさを手放すことができ、本当の意味での自信がつき、人生がとても自由になり、しあわせを感じるようになりました。

そんな自分の経験からも、カウンセリングでは、自分のことをありのまま認める、そんな自信をつけられることを目的としています。

 

どのような学びをしてきたか?

大学では、週に一度、成人男性の刑務所で個人・集団カウンセリングを行いました。しかし、力量のなさを痛感し、大学院進学を決意します。また、大学卒業後、在米日本人の男の子の通訳をしたことが、子どもカウンセリングを志す契機となりました。英語が話せず、特性もあるその子の孤立感、特性ゆえの苦しさを感じ、こういう子ども達を支援したいと感じました。

自分がやりたいことを見極めるため、大学卒業後、一年間の社会訓練を行う中、シアトル市内の様々な小学校を回り、クラス単位での遊びを通して、ソーシャルスキルを教えました。その中で、子ども達の支援に携わりたいという思いがさらに強まりました。

NY州のコロンビア大学大学院へ進学。一年目は、週三回、精神疾患(双極性障害、統合失調症)の施設にあるデイケアで実習。二年目は、小学校内でソーシャルワーカーの実習。個別支援計画に基づき、特性をもつ子ども達に、小グループでソーシャルスキルを教えました。ここで、現在行っている子どもを対象としたグループワークの基盤を築きました。また、たくさんの子どもとかかわることで、本だけではない知識、情報、そして実績を積みました。実習のかたわら、ソーシャルワークの基礎、カウンセリングの基礎から、プレイセラピー、家族療法、悲嘆、子どもたちとの専門的な関わり方、また効果的なプログラムの作成方法まで、幅広く、同時に深く学びました。

どんな仕事をしてきたか?

修了後、NY市のカウンセリングセンターと地域の小学校で、児童カウンセラーとして一年半、働く。様々な学校を回り、認知行動療法をベースとして子どもたちのカウンセリングを行う。親との死別、親の病気、里親、貧困などに関するカウンセリングを行う中で、たくさんの子ども達をアセスメントし、多様なニーズに合うカウンセリングを提供する。また、小学校において、ソーシャルスキルのグループ、親が離婚してさみしさを抱える子どもたちのグループも行う。

日本に戻り、想月のカウンセラーとスクールカウンセラーを兼務し、日本文化にあったカウンセリングを重ねる中で、子どもだけではなく、成人の心理療法も行うようになる。大学院で学ばなかった、WISCなどの分析もできるようになるため、特別支援教育士の資格を取得する。

また、カウンセリングではどんなことをするのかわからないという声を聴き、カウンセリングで起きるすばらしいたくさんの奇跡をみなさんに伝えたくて、「きせき のぼるは小学5年生」を書く。

2020年にカウンセリング晴を開業。

 

 

川合からのごあいさつ

 

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