カウンセラーにとって、なぜカウンセリングが大切なのか?
カウンセラーって、実は自分のカウンセリング(教育分析と言います)を
受けることがとても大切なのです。![]()
え?カウンセラーも受けるの?
なんて質問はよくされます。![]()
でも、ストレスが大きいカウンセラーにかかりたいとは思いませんよね?![]()
ストレスがたまったときに(ストレスはだれにでもたまります)
自分のセルフケアとしても
カウンセリングを受けることは大切です。![]()
また、カウンセリングの基盤は、傾聴です。![]()
傾聴は相手の話を、共感しながら聴いていきます。
それは、まるで自分が話し手になったような感じで
ありありと想像しながら、聴きます。
この状態で話を聴くには、
集中力がいります。
そして、客観性がいります。![]()
この集中力と客観性を保つためには、
自分が落ち着いていなければできません。![]()
「お腹すいたな〜」とか
「今日のごはん何にしようかな」とか
「眠いな」とか
「〇〇が気になるな」とか
考え始めた瞬間、
相手が何を言っているかわからなくなります。![]()
これぐらいの思考はでてきやすいのですが、
カウンセリングで話を聴いていると、
ときどき、自分の過去と重なるときがあります。
自分のこころの傷がうずくときがあります。![]()
そうすると、自分の感情がでてきてしまって、
その瞬間も、やっぱり集中力と客観性がなくなってしまうのです。![]()
だから、そんなときに自分のカウンセリングを受けて、
自分の過去やこころの傷と向き合い、
そしてそれをいやしていくと、
さらなる傾聴のスキルアップにつながるのです。![]()
もちろん、自分がカウンセリングを受けることによって、
クライエントさんの立場がわかるメリットもあります。![]()
私も、自分のカウンセリングを受けてきて、
たくさんのことを手放し、
そしていやされてきました。![]()
もちろん、ときには自分と向き合うのは大変です。
やりたくないときもあります。![]()
でも、そんなときは自分が成長するチャンスだと知っています。![]()
カウンセラーって、
知識ももちろん必要だけれど、
自分の内面をみることも、大切なスキルの一つなんですね。![]()
ここまで、読んでくださってありがとうございました。![]()
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子どものカウンセリングを物語にした本を出版しています。
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詳しくは、こちらから
「きせき のぼるは小学5年生」
本からのメッセージ、だれか必要な人にメッセージが届きますように![]()
読んでくださった方、ありがとうございました![]()

