子どもにとって遊びが大切な理由
先日テレビを見ていたら、
今、子どもたちが「コロナごっこ」(お医者さんごっこみたいな)を
やっていると言っていました。
そのときに、
その遊びは、やめさせてはいけない、と
言っていました。
「その通り!」と、思ったので補足情報を書こうと思います。
小学3、4年生あたりぐらいまでは、
まだ、自分の想いや感情を言葉にするのが
発達段階を見ても、
大人のようにはできません。
普段、大人の方が、感情の言葉などを
伝えていると、
もう少し早く成長するかもしれませんが。
なので、カウンセリングでも、
話すことよりも、
遊ぶことで、
こころの癒しを目指します。
大人にとっては、
自分の気持ちを言葉にして
話しをしたり、
書いたりすると、
スッキリしますよね。
それは、自分の中にたまったものを
外に出せるからです。
それが子どもには、むずかしいので、
自分のアウトプットとして、
遊びで、でてくるのです。
だから、子どもは、
無意識にストレスに感じていることを、
自然に、遊びで表現します。
たとえば、
災害を経験した子どもが、
積木などで建物を作っては、
自分で壊したり、
だれかにいじめられた経験がある子どもは、
戦いごっこをすると、
だれかを必ずやっつけようとしたり(自分が勝者に必ずなる)、
夫婦喧嘩をよく見ている子どもは、
ごっこ遊びの中で、
見ていることを、
同じようの再現したりします。
この遊びをすることで、
自分のこころのストレスを吐き出し、
そして、癒しているのです。
だから、途中でやめさせては
いけないのですね。
やめさせると、
ストレスがトラウマになっていくこともありえます。
何かのご参考になれば。
読んでくださって、ありがとうございました。