不登校の子どもに伝えると元気になる魔法の言葉
こんにちは。
不登校専門 公認心理師の川合仁美です。
いつも読んでくださって、ありがとうございます。
不登校になると、
お子さんの気持ちが落ち込んだり、
気持ちのアップダウンがはげしいことがあると思います。
そんなとき、ママさんとしては
子どもの気持ちによりそいたいと願うのではないでしょうか。
でも、子どもの気持ちにいつもよりそうのは大変なことです。
特に思春期の男の子は、ほとんど話さない子もいますので、
余計に大変でしょう。
子どもに愛情を伝えたい、
いろんな言葉があると思います。
「大好きだよ」
「応援しているよ」
「誇りに思うよ」
「味方だよ」
「大切な存在だよ」
これらの言葉もあたたかくていいと思います。
ただ、年齢によっては
伝えるのがちょっとはずかしかったり
言いにくいのもあると思います。
私が日本語で一番愛情を伝えられる素晴らしい言葉だと思っているものがあります。
それは、
「ありがとう」
です。
そんな単純な言葉?!と思ったかもしれません。
結構「ごめんね」と言う方は多いのですが、
「ありがとう」と子どもに言う方は少ない気がします。
この2つの言葉には大きな違いがあります。
「ごめんね」は、そこに「ない」ことを見ています。
何かできなかったから、ごめんね。
うまくいかなかったから、ごめんね。
これを「ありがとう」に変えてみましょうと
カウンセリングでもよくお伝えしています。
「ありがとう」は、「ある」豊かさを見ているからです。
子どものありのままの姿を見ているから
伝えられる言葉なのです。
もし、こうなってほしいという期待
これぐらいできて当たり前と思っている期待があると、
「ありがとう」はでてきません。
この期待を手放して、
子どもをありのままの姿で見ていることが
お子さんへの深い愛情だと私は思っています。
「お皿を運んでくれてありがとう」
「話してくれてありがとう」
「今日も時間に起きてくれてありがとう」
私も常に「ありがとう」の気持ちで
自分やまわりの人たちを見ていたいと思っています。
それは私の豊かさにつながるからです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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この動画を見ることですべてのママさんと子どもたちが少しでも安心を感じて、将来が明るく見えるといいなと思っています。