子どもが再登校したときに親が言ってはいけない言葉

こんにちは。

不登校専門 公認心理師の川合仁美です。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。

 

子どもが不登校になって、

少しずつ動き出して

また子どもも学校を意識するようになって

再登校に挑戦しようと思う日がやってきます。

そんな日は子どもも親もうれしいですよね。

 

でも、子どもが再登校できたときに

言ってはいけない言葉、

逆効果になる言葉があります。

 

それは、

「学校に行けてえらいね」

です。

 

ついつい言ってしまう言葉だと思いますが、

どうしてでしょうか?

 

大きな理由が、この言葉は結果だけほめているからです。

そして、「えらいね」という評価の言葉も入っているからです。

親は褒めたつもりでも、

子どもの中ではこう変換されます。

「学校に行かなければ、親は認めてくれない」

「学校を休んだら自分の存在価値はないんだ」

この考え方は、

親子関係にも

子どものメンタルにも影響していきます。

 

例えて言うならば、

「100点とってえらいね」と同じで、

子どもの中では

「100点とらなければ、親は認めてくれない」

と変換されるような感じです。

 

称賛するのはとてもいいと思います。

でも、その称賛の仕方が間違えているのです。

結果として「行けた」ことを褒めるのではなく、

子どもが通ってきた「プロセス:を称賛してみましょう。

 

たとえば

「学校に行くことはとても勇気がいたかもしれないのに、

自分で判断することができて、

そしてそれに挑戦することができたね」

子どもの

勇気があること

自分で決めて行動する姿

挑戦する姿

これを伝えるのです。

 

親としても子ども学校に行けたことがうれしいのではなく、

子どもが挑戦したり

達成感を感じて笑顔で帰ってきたり

自分で決めた姿が

うれしいのではないでしょうか。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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