子どもに「だるい」「うざい」「めんどくさい」と言われたら

こんにちは。

不登校専門 公認心理師の川合仁美です。

今日は子どもに言われると、親がむっとする言葉を選んでみました。

「だるい」

「うざい」

「めんどくさい」

 

とくに思春期のお子さんは、

何かお願いしたり、

提案したり、

指示したりしたときに

言われるのではないでしょうか。

言われると、イラっとしますよね。

 

でもこの言葉たちをしょっちゅう何に対しても言うことがあったら、

すこし気をつけてみてあげてください。

「だるい」→意欲の低下

もしかすると、何かをやろうとする意欲が低下している可能性があります。

「うざい」→怒り

思春期のお子さんは怒りを抱えやすいのは当然のことです。

ただ、子どものうつは、怒りが強いとも言われています。

「めんどくさい」→自己肯定感の低下

意欲が低下して、失敗体験も多く、自分は何をやってもうまくいかないと自信を失っている可能性があります。

 

でも、

これらの言葉は言われると、どうしてもイライラしやすいので、

親も視点を変えることも必要かなと思います。

自分がイライラしないために。

一つは、これらの言葉を言えるということは、

「嫌だ」という自己表現ができているということでもあります。

 

この自己表現ってとても大切です。

子どもが自分を抑圧していると言えません。

不登校のお子さんは、はじめ、この自己表現ができなくて、

どんどんつかれがたまって、行けなくなることもあります。

また、お子さんが「できていることは何か?」という視点も必要だと思います。

そんなところない、と思われるかもしれませんが、

絶対に何かあるはずです。

ハードル下げてみると、意外にあります。

 

そして、この3つの言葉をお子さんが言ってきたときに、言い換えてみてあげてください。

「だるい」→「つかれているんだね」

「うざい」→「イライラするんだね」

「めんどくさい」→「大変なんだね」

言い換えてあげることで、

子どもも共感してもらえた感じもあると思います。

また、ちがう言い方を知らず知らず学ぶこともできます。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

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