子どもが次に動けるような夏休みの過ごし方

こんにちは。

不登校専門 公認心理師の川合仁美です。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。

 

そろそろ夏休みですね。

もしくはもう夏休みの方も多いかもしれません。

 

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、

夏休み明けは不登校の数が増えます。

不登校のお子さんも不安定になりがちです。

 

長期休み明けは不安定になりがちなのですが、

その理由は

今までがんばりすぎてしまったからだと思います。

それは長距離を全力疾走するようなことです。

休むことができなくて、(休み方を知らなくて)

長期休みでホッとすると、

そのあと「もうがんばれない」となります。

 

だから、夏休みをどう過ごして回復するのかが大事かなと思います。

夏休みは、当たり前ですが学校がないので、

不登校のお子さんもママさんも

安心して、のびのびできるでしょう。

 

この感覚がとても大切だと思います。

回復するポイントです。

 

心が回復するポイントは

「やりたくないことはやらない」

ということです。

 

夏休み明けのことを考えて不安になるようでしたら

考えなくていいです。

今から考えても意味がないからです。

 

「こうしたい」「こうなりたい」と

ワクワク考えられるのであれば

いっぱい考えるといいでしょう。

 

そして、ママさんがお子さんが元気なるようにできることがあります。

それは「称賛する」こと。

 

不登校のお子さんは自信がなくなっています。

だから自信回復はとても大事です。

それができるのが「称賛」です。

 

でもコツがあって、

結果ではなくプロセスを称賛するということです。

「そんなことで?」と小さなことでも称賛します。

 

称賛するには、考え方を変える必要があります。

それは期待を手放すということです。

期待すると、何かできていることは「当たり前」になります。

そして、ハードルはどんどん高くなります。

この期待をもっていると、どこを褒めたらいいかわからなくなります。

 

だから、「当たり前」を手放して、

ハードルは低くして、

ありのままのお子さんを称賛してみましょう。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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