不登校のきょうだい 連鎖を断ち切るためにご家庭でやってほしいこと

こんにちは。

不登校専門 公認心理師の川合仁美です。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。

 

子どもが不登校になると、

そのお子さんにママさんとしては意識がいくことが多くなります。

でも、もしお子さんにきょうだいがいる場合、

そのきょうだいへの心配もあるのではないでしょうか。

 

とくに「いい子」で聞き分けがいい

手がかからない

育てやすいお子さんの場合、

「我慢させていないだろうか?」

心配になるでしょう。

 

また、「この子も不登校にならないだろうか?」と

不安になるでしょう。

 

きっとどこかで、きょうだいのお子さんの「過剰適応」を心配されているのでしょう。

過剰適応とは、

自分の気持ちよりも相手の期待を優先させて

自分の気持ちをおしころしてしまって

ストレスが大きくなることです。

 

いわゆる「いい子」というのは

この過剰適応の可能性も高いのです。

 

家族で一緒に住んでいると、お互いの影響力はあります。

だから、きょうだい間の影響力もあります。

 

だから、お子さんが一人不登校になると

きょうだいも不登校になるケースはあります。

 

それは、きょうだいのお子さんが

「なんで学校に行けないんだろう?」

「自分も休みたいのに・・・」

「ずるい」

という思いが解消されないからです。

 

大切なのは、ご家庭での

「風通しのいい」コミュニケーションです。

それは、嫌なことは嫌だと言えることです。

過剰適応のお子さんは、これを言えません。

自分の気持ちを言えません。

 

だから、少しぐらいわがままを言ってくれたほうが、

安心なのです。

 

決して「我慢してね」とは言わないでください。

十分我慢しています。

 

ときどきでいいので、5分でもいいから

そのお子さんとのコミュニケーションを意識してみてください。

「そうだよね」や「そう思っているだね」と共感してあげてください。

 

気をつけてほしいのは、同調しすぎないこと。

きっときょうだいのお子さんが思っていることは

親も思っていることと似ています。

でもここで同調しすぎると、

今度は不登校のお子さんが悪者のようになってしまってつらくなってしまいます。

 

それぞれ、今できることをがんばっているよね

という視点がいいですね。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

今まで不登校のお子さんとママさんを支援してきて、

「真の解決は実はとてもシンプルなところにあるのではないか」と、

辿り着くことができました。

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