不登校が長引いてしまう親の特徴
こんにちは。
不登校専門 公認心理師の川合仁美です。
いつも読んでくださって、ありがとうございます。
お子さんが不登校になったときに、親としてはいろんな想いになるでしょう。
不登校からぬけだしてほしい。それはいつなんだろう?
なかなか、ぬけだせない
自分のことではないからもどかしい
このままどうなるんだろう?強い不安
もしくは不登校が長引いてあきらめの気持ち
それは長くて暗いトンネルの中にいるような感じなのではないでしょうか。
不登校は、子どもも親もくるしいものです。
そんな想いをもっていても
不登校を長引かせてしまう特徴が一つあります。
それは、子どもと親が「同化」(一体化)してしまっていること。
本来自分の子どもであっても別個人ですから、
感情も行動も考え方もちがうはずです(似ているところはあっても)
でも、子どもが不登校になって「くるしそう」
→親もそのくるしみを一緒になって、もしくはそれ以上に大きく感じてしまう。
子どもが不安そう→親も同じように、もしくはそれ以上に不安を感じてしまう。
そうすると、子どもは「自分のせいでママはくるしい・不安なんだ」と
自分を責めます。
それが続いていくと
小学校低学年のお子さんは、分離不安になり、ママから離れられなくなることがあります。
思春期のお子さんは、昼夜逆転がゲームに没頭することが増えるでしょう。
これは、「考えなくてすむ」からです。
「自分のせいだ」と考えなくてすむからです。
そして、その結果、親は自分のことをする罪悪感がでてきて、
自分の楽しいこともしなくなり、
子ども優先になってしまいます。
それで子どもも罪悪感を感じるという負のループにはまり
なかなか動け出せなくなってしまうのです。
ではどうしたら、この「同化」を外すことができるのでしょうか?
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