不登校のお子さんに親だからこそできること・できないこと
こんにちは。
不登校専門 公認心理師の川合仁美です。
いつも読んでくださって、ありがとうございます。
お子さんが学校に行くのがつらくなったときに
親としてできることがあります。
・まず、ぎゅっと抱きしめてあげること。
スキンシップは親しかできません。(専門家はほとんどの場合しません)
ぎゅっとすることで、子どもも親も愛情ホルモンがでて安心感がアップします。
・一緒に遊ぶこと。
別にたっぷり時間をとって遊ぶだけではありません。
一緒に歌ったり、雑談したり、本を一緒に読んだり。
いろんな遊び方があります。
・ご飯を作る
普段何気なくやっていることも、実は子どものためにやっていることだと気づいてほしい
ということです。
・話を聴く
子どもの話を共感して聴くには意識する必要があります。
さえぎる、アドバイスするなどは話を聴くことにならないからです。
ただ、子どもの話を聴くには親は大変です。
だから、これはできるときでいいです。
・信頼できる専門家をみつけること
家族だけで抱えないで、だれか信頼できる人をみつける、
それも医師、心理師、フリースクールなどが考えられます。
これは子どもにはむずかしいため、親ができることになります。
親だからこそできないこともあります。
子どもを大切に思うからこそできないのです。
・アドバイスをする
アドバイスは大人としてよかれと思ってやりますが、
これは親子関係を悪化させます。
子どもは、「わかっているけれどできない」から悩んでいるからです。
だから子どもにとっては、「またできない」気持ちが大きくなってしまいます。
・根本原因を探る
不登校になぜなったのか、その根本原因を探ることは、
かなり詳しいアセスメントー見立てが必要になります。
心理師の専門の視点が必要になります。
根本原因が解決されていないと、また同じことをくりかえす可能性もあります。
親だからこそできること、できないことがあっていいのです。
困ったら相談してみることは、とても勇気のあることです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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