学校に行かずにゲームばかりしている。どうしたらいい?

こんにちは。

不登校専門 公認心理師の川合仁美です。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。

 

不登校のお子さんがゲームやデジタルにはまる理由はいくつかあります。

暇だから他にやることがない。

友だちと交流するため。

危険なのは以下の2つの理由です。

・学校に行けなくなり、自信がなくなってしまったが、

ゲームをすると、たくさんの注目や称賛を得られるから。

ゲームをすると、たくさんの称賛を得られます。

それが見せかけの自信につながってやめられなくなります。

 

・他のストレスや不安の解消方法を知らない。

自分が不安になったり、ストレスがたまったときに

ゲームをすると、そのことを考えなくてすむという効果があります。

不登校になると子どものストレスは大きいですので、

ゲームしか解消方法がなければ、余計にゲームにはまっていきます。

 

脳の報酬もあります。

ゲームは楽しい→快楽物質である「ドーパミン」がでる→だからゲームを繰り返す→ドーパミンがでている状態が普通になってしまう→やめると不快になるからやり続ける(この時点で「依存」になります)→脳が麻痺してしまい、楽しいと思えなくなる。→やめると不快だからますますゲームが増える。

このような悪循環になっていくのです。

 

だから、突然ゲームを取り上げてしまってはダメです!

子どもの孤独感が増え

不安やストレスが増え

自信をさらになくし

親子関係も悪化します。

 

家でできることは二つです。

1つ目は、他のストレス解消方法を増やすということです。

ゲームしかストレス解消法がなければ、その引き出しを増やす必要があります。

2つ目は、ゲーム以外の活動を増やすということです。

ゲーム以外の楽しいことがあればよりいいですね。

 

親ができることは3つあります。

1つ目は、ゲームのように子どもを「称賛」することです。

どんなに小さなことでも子どもを称賛します。

 

2つ目は、子どもの話を遮らないで、アドバイスしないで「聴く」ことです。

子どもも自分の話をママが聴いてくれたら安心します。

それは子どものストレスや不安を減らすことができます。

 

3つ目は、ママさんの気持ちを子どもに「伝える」ことです。

ママさんも子どもがずっとゲームをしていたら心配になるのは当然です。

その気持ちをアイメッセージで伝えてみましょう。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

今まで不登校のお子さんとママさんを支援してきて、

「真の解決は実はとてもシンプルなところにあるのではないか」と、

辿り着くことができました。

解決法がシンプルなので、ママさん一人で即実践できます。

有料カウンセリングでも実践していただき、成果が出ている方法です。

不登校で悩む親子を応援したいと願っていますので、この動画講座はすべて無料プレゼントです。