(不登校)私の体験談 逆効果だった声かけ、効果的だった声かけ、そして効果抜群だったこと
こんにちは。
不登校専門 公認心理師の川合仁美です。
いつも読んでくださって、ありがとうございます。
今日は私の体験談から、
子どもにかけた声かけで、
逆効果だったこと
効果的だったこと
そして効果抜群だったことを書きます。
長期休み明けは、「学校に行きたくない」となる
お子さんが増えることでしょう。
うちの子どもも、秋よりもさらに言うことが増えました。
また、「学校がこわい」と言うようになり、
泣くことも増えました。
そんな子どもの状態のときに、私がやってみてわかったことです。
逆効果だったのは、
・きつく言うー何かをしてほしから、きつく言ってしまうと、布団にもぐりこんでしまいました。
・注意するー「それはダメだよ」と伝えると、こころの余裕がない子どもには、「あなたはダメ」と言われる気がして逆効果でした。
・怒るーだんだん私もイライラしてしまい、怒ってしまうことがありました。もちろんこれも逆効果でした。
・アドバイスするー子どもの気持ちを受け止める前に、子どもの意見を聞く前に、「こうしてみたら」と言ってしまうと、これも逆効果でした。
効果的だったのは、共感しつつ称賛することでした。
「学校がこわいんだね」だけでも「がんばったね」でもあまり効果はありませんでした。
でも、
「学校がこわいんだね」のあとに
「こわいと思っているのに、学校の準備をして、やってみようと思うのは、すごい勇気だよね。こわいと思っている場所に毎日行かなきゃと思うのは、本当につらいよね。それでも、今日は挑戦してみようと思うことが、すごいことだよ」
と、子どもの気持ちを受け止めながら、そのすごさ、すばらしいところをたくさん伝えてあげると、
「今日は学校に行く」となりました。
別に学校に行くことがいいというわけではありません。
学校に行こうと自分で決断できたことが、効果的だったということです。
それは自分のつらい気持ちを乗り越えて、
がんばってみようということです。
でも一番効果抜群だったことがあります。
それは一緒に「笑う」こと。
笑うことは、体にもこころの健康にもいいとされていますね。
ストレス緩和にも一番いい方法です。
今回、それを本当に実感しました。
子どもの気持ちー悲しい、傷つき、くるしいーを笑いでごまかすという意味ではありません。
十分に気持ちをうけとめて、子どもががんばっていることを見て伝えたあとに、
一緒に笑うということです。
うちの場合は、こちょこちょでした。
子どもが幼いころから、こちょこちょが大好きだったので、
やると、大笑いします。
あと、子どもの顔を私が変な歌を歌いながらマッサージをするというのもあります。
どちらもスキンシップにもなるし、
おたがいに笑うことができます。
こういうのは、私のあそび心に火をつけるという感じです。
遊ぶ=笑うことなんだなと思います。
笑うと、子どもの気持ちも落ち着きます。
何より、自分の気持ちが落ち着くんです。元気になるんです。
お子さんの年齢が大きくて、こちょこちょができないという方も多いでしょう。
ちがうことで笑うポイント、共通の笑を作ってみるといいです。
一緒にテレビを見て笑うというよりも、
一緒に笑いあうもののほうがいいです。
なんだろう?考えてみるだけでもいいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
今まで不登校のお子さんとママさんを支援してきて、
「真の解決は実はとてもシンプルなところにあるのではないか」と、
辿り着くことができました。
解決法がシンプルなので、ママさん一人で即実践できます。
有料カウンセリングでも実践していただき、成果が出ている方法です。
不登校で悩む親子を応援したいと願っていますので、この動画講座はすべて無料プレゼントです。