(不登校)「学校に行くことは当たり前」を変えるのが大変な理由とその対処法。
こんにちは。
不登校専門 公認心理師の川合仁美です。
いつも読んでくださって、ありがとうございます。
子どもが学校に行けなくなると、
親は自分の考え方や信念をくつがえされる感覚があります。
「学校は行けることが当たり前」
「学校は行くべき」
でも、自分の子どもが学校に行くのを嫌がる姿を見て、
たとえひっぱって行っても、無理なことがわかり、
どうしても学校に行けない時があるんだと実感します。
自分の「当たり前」「するべき」「普通」と思っていたことを
変えなくてはならなくなります。
変えなければ、
子どもに「休んでいいよ」とは言えません。
子どもに寄り添うことはできません。
子どもの気持ちを傷つけるだけになり、
親子関係もどんどん悪くなっていきます。
でも、この「当たり前」を変えようとしても、
なかなか難しいと感じるのではないでしょうか。
その理由は、思考は「くせ」だからです。
私たちが毎日考えていることは
1日1万2000回〜6万回と言われており、
その95%が昨日と同じことを考えています。
繰り返し同じことを考えているから
考え方には「くせ」があるのです。
では、くせを直すにはどうしたらいいのでしょうか。
1。自分のくせに気づく。
自分のくせに気が付かなければ、直すこともできません。
2。くせをしているときに気づく。
そのくせを実際にやっているときに
「あ、やってる」と気づくということです。
3。とめる。
くせをしている自分に気がついたら、
それをとめましょう。
この繰り返しをすることで、くせがだんだん直っていきます。
でも、実は思考のくせを直すのには、大事な段階がぬけています。
それが「過去の自分を癒す」こと。
過去につらかったできことがあると、
そこから自分の思考がでてきて、
それを繰り返すことで、自動思考がうまれます。
たとえば、「おねえちゃんなんだから、しっかりしなさい」と親に言われてきたとします。
そうすると、「私はしっかりしなければならない」とか
「しっかりしていない自分ってダメなんだ」と思います。
この思考を繰り返していることで、この思考がくせ(自動思考)になります。
だから、子どもが学校に行けなくなると、
「親としてしっかりしていなから、学校に行けなくなったんだ」
「しっかりしていない自分はダメな母親だ」
と考えてしまうのです。
だから、思考のくせになっているルーツ(過去の体験)に気がつき、
その傷ついた自分を癒すことが大事になります。
これができると、考え方はがらりと変わります。
でも、これを一人でやるとむずかしいです。
ルーツを探るには、客観性が大切になります。
どうしたら癒されるのかもわからないでしょう。
これをするのがカウンセリングです。
過去の自分を癒し、思考が変わって、今の自分が楽になる
これがカウンセリングの効果の1つです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
今まで不登校のお子さんとママさんを支援してきて、
「真の解決は実はとてもシンプルなところにあるのではないか」と、
辿り着くことができました。
解決法がシンプルなので、ママさん一人で即実践できます。
有料カウンセリングでも実践していただき、成果が出ている方法です。
不登校で悩む親子を応援したいと願っていますので、この動画講座はすべて無料プレゼントです。