不登校の子どもにゲーム・スマホをやめさせてはいけない?!

こんにちは。

不登校専門 公認心理師の川合仁美です。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。

 

不登校になると、ゲーム・スマホ・動画・SNSに

ハマる子が多いと思います。

 

一般的には、男の子はゲーム

女の子はSNSにはまりやすいと言われています。

 

これからにはまると、昼夜逆転になることも多いです。

 

親としても、何を言っても聞かないし

無力感を感じやすいことではないかと思います。

 

何かに依存するときに

心理学者のカンティアンが

「自己治療仮説」をたてました。

 

この仮説では、

人が何かに依存するときに、

「快楽を求めている」わけではなく、

「苦痛をさける」意味があるのではということです。

何かに依存することで、

自分で自分の落ち込んだ気分をなおそうとしているということです。

 

この仮説は正しいことが少しずつ証明されてきているそうです。

 

ゲームなどにはまる不登校のお子さんも

「考え込まなくてすむから」と言う子も多いです。

 

だから、ゲームなどを無理にやめさせようとすると、

こころの傷を深めることになるのです。

 

また、「学校に行ったら、やってもいいよ」と取引条件に使うのも

やめましょう。

これは、子どもの逃げ場が全くなくなります。

 

ただ、子どもが毎日ずっとスマホを離さず

ずっと見ていたら

ママさんも「どうしたらいいんだろう」と

悩まれると思います。

 

でも1人で悩むと孤独感を感じやすくなります。

 

だから、だれかに相談されるといいでしょう。

 

また、学校に行けないというのは、

子どもにとってこころの傷があるということでもあります。

その傷が癒やされるのは、受容されることだと思います。

この受容することは、親にとってはむずかしいことでもあります。

 

だから、信頼できる人とつながっているといいと思います。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

不登校を初期、中期、後期と分けて、それぞれのあらわれと対処法についての動画を作りました。

動画はすべて無料プレゼントです。

この動画を見ることですべてのママさんと子どもたちが少しでも安心を感じて、将来が明るく見えるといいなと思っています。

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