家を居場所にすると、余計に不登校の子どもは学校に行かないと思っていませんか?

こんにちは。

不登校専門 公認心理師の川合仁美です。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。

 

お子さんが不登校になり、

家を子どもにとって居心地のいい場所にすると、

余計に学校に行かなくなるのではと不安になるママさんは多いと思います。

 

前提として、

大人も、子どもも、何歳でも、み〜んな

「居場所」は必要です!

 

私たち人間は社交的な存在ですから、

どこかに「属している」という所属感がなければ、

孤独感が大きくなります。

 

学校に行けないということは、

学校は居場所ではなくなった、ということですね。

 

では、不登校のお子さんにとって、

他に居場所はあるのでしょうか?

 

大体のお子さんは、「家」にしかありません。

不登校になると、外出することもむずかしくなるからです。

 

もし、家が居場所ではないと、

子どもは追い詰められます。

 

また、家族間がギクシャクしていると、

子どもは、「自分がこうしてしまった」と思ってしまうので

居心地がわるくなります。

 

それは、昼夜逆転がひどくなるということです。

みんなが起きているときに自分は起きていたくないからです。

 

だから、学校に行けなくなったときに、

ママさんがいかに早く、その状況を受け止められるのかは

結構大事です。

 

不登校を許容できたときに、

子どもをなんとかしようとしなくなるので、

注意したり、説教したり、アドバイスしなくなるからです。

 

それが子どもの居場所作りになります。

 

 

そうは言っても、はじめは

ママさんもイライラしたり、

これからどうなるのか不安になったり、

自分のことではないからもどかしい気持ちも大きいでしょう。

 

また、パパさんと不登校に関しての価値観が違うことを実感して、

ケンカすることも増えるかもしれません。

 

だから、ママさん自身落ち着くことも大切です。

だれか、信頼できる専門家、一緒に考えてくれる専門家と

そのときそのときに話をするといいのです。

 

私自身も専門家ですが、

自分の子育ては大変です。

自分の感情がいっぱいでてくるからです。

私にも寄り添ってくれる人が必要です。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

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この動画を見ることですべてのママさんと子どもたちが少しでも安心を感じて、将来が明るく見えるといいなと思っています。