不登校のお子さんが「死にたい」「消えたい」言ってきたときに親はどう対応するといいのか
こんにちは。
不登校専門 公認心理師の川合仁美です。
いつも読んでくださって、ありがとうございます。
不登校のお子さんが元気がなくなったり
落ち込みがはげしいと
「死にたい」「消えたい」ということがあるかと思います。
これはママさんが聞くと、とてもショックな言葉だと思います。
今まで大切に育ててきて、大切なお子さんの言葉だからです。
ショックが大きいと、防衛反応がはたらいて、
怒りとして反応がでることもあります。
そうすると、「じゃあ消えれば」など言ってしまうこともあるでしょう。
でもこれは絶対NGです。
理由は子どもを傷つけるだけではなく、
ママさんも傷つけるからです。
もし言われたら、まずはショックを受けた自分を認めてあげましょう。
ショックを受けるのは自然な反応だからです。
そうすると、少し気持ちが落ち着くでしょう。
そうしたら
「それぐらいつらいんだね」と伝えてあげてください。
この言葉がでるということは、子どもの強いSOSです。
でも親としては受け止めるのがむずかしいところでしょう。
だから、専門家とつながってほしいです。
お子さんがむずかしいときは、ママさんだけでもつながってください。
ママさんの気持ちを聴いてくれて、そして対応を教えてくれる人です。
お子さんには
「つらい気持ちを信頼できる人に話しに行こう」
伝えてみてください。
SOSがだせるお子さんは勇気があります。
SOSをだしてくれるのは、どうにかしたいという気持ちもあると思います。
だから、言葉の裏にあるつらさに寄り添い、そしてママさんも相談してくださいね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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