継続カウンセリング

思春期において、友人はとても大切になりますが、友人関係を優先させることは、心理的な親離れを示します。親との縦の関係から、友人との対等な横の関係になるります。トラブルがあったりすると、大きな不安につながったり、まわりと自分を比較して落ち込んだりします。そして、親からの心理的な自立していく上で、今までの親子関係を見直す時期でもあります。また、自分のアイデンティティ(自分は何者か)を模索していく時期でもあるため、他人からの視線が気になったり、不安やイライラが強くなる時期でもあります。

カウンセリングでは、定期的な面談(週に1回程度)をお願いしています。その理由としては、はじめはカウンセラーとの関係を作ること、そして、カウンセリングに来ることや話すことが「安心」と実感していただくことにあります。カウンセリングの一番の基盤は、「安心感」であり、この実感は、毎週もしくは隔週来談していただくことによって、得られるものだと考えています。

カウンセリングの目指すところは、自己肯定感、そして自尊心:自分を大切にする想いを高めることです。症状や否定的な感情を「問題」として捉えず、大きく成長できる「チャンス」として捉えています。心理カウンセラーは、その成長をお手伝いする、そっと後押しすることが、役割です。
個人セッションでは、認知療法やイメージ療法など、一人ひとりにあった方法を使います。

 

こんな人が来談されます

学校に登校することがつらい(不登校)、外出することがむずかしい、いじめにあった、友人とトラブルを起こしてしまった、不安感がある、うつ傾向、死別、親の離婚、トラウマ、また発達障がいと診断されたがどう対応していいのかわからない、など様々な背景を持った方が来談されます。

 

こんな対応をします。

初回面談の際に詳しい話を伺い、一緒に方針を決めていきます。

●来談者中心療法
子どもの話に耳を傾けて「聴く」療法です。第三者であるカウンセラーが、子どもの力を信じ、そして共感をもって話を「聴く」ことにより、子ども自らが気づけるようになり、大きな変化につながることがよくあります。
●行動療法
行動療法とは、望ましい行動を増やし、望ましくない行動を減らすことを目指します。まずは長期目標をたて、その目標を達成するためには何が必要か考え、小さな目標を作っていきます(スモールステップ化)。この短期目標を1つずつ達成し、ごほうびやほめることによって、自己肯定を高めることができます。
●認知行動療法
考え方に「ゆがみ」があるときに行います。この認知のゆがみとは、「いつも100点でなければならない」、「みんなから受け入れられ、愛されなければならない」と極端に考えてしまうことです。このような考え方があると、常に緊張状態になったり、不安感が増幅したりするため、何かでつまずいてしまうと、自分を過度に責め、「なにもできない」「自分が居てもしょうがない」と結論づけてしまいます。自分の思考のゆがみに気がつき、自分にとって楽で健全な思考へと変えていきます。

 

保護者やご家族には・・・

●NHA(こころを育てるアプローチ)

ご家庭で、子育ての中で、お子さんにできることはたっくさんあります。NHAを学んでくださって、ご家庭で実践してくださると、カウンセリングのプロセスはぐんと早くなります。また、子育ても楽しくなってきます。

 

 

●保護者の方へのコンサルテーション

お子さんが不安的になったとき、保護者の方も心配になるのは当然のことです。子ども一人ひとり、ニーズは違いますので、子どもにあった解決策をご家族と一緒に探していきます。子どものことを一番よく知っている保護者の方だからこそ、一緒に協力しあうことが大切だと考えます。
また、ご家族全員で来ていただいて、普段話しにくいこと、お互いに思っていること、心配になっていることを共有することもあります。
必要があれば、カウンセラーが学校と連絡を取ったり、出張コンサルテーションに出かけることもあります。

 

スクールカウンセリングとどう違うの?

学校にもカウンセラーさんはいらっしゃいます。子どもカウンセリング晴のカウンセラーもスクールカウンセラーとして勤務していた経験があります。

大きくちがうのは、当たり前ですが、学校にいるか、いないか、です。どちらのカウンセリングもいい面があります。

一般的にですが、スクールカウンセラーさんは学校にいるため、学校との調整がスムーズです。何か学校で困ったこと、大変なことがあれば、学校が動いてくれることもあるでしょう。もちろん無料ですので、お気軽につながることもできます。

子どもカウンセリング晴は、クライエントさんのご希望がない限り、学校とはつながることができません。そのため、学校に強い恐怖心がある場合、安心できる場所になると思います。なかなか今まで言えなかったことをはきだせる場所になりえます。また多くの「問題」(例えば不登校や不安症)は自分を大切に思えない感情がかくれていることが多く、表面的な問題だけではなく、その奥にある深いところまで心を見ていくことで、自分を大切にする気持ちをもてることができます。問題解決だけではなく、カウンセリングを終了するころには、自信を取り戻した力強い姿、そして問題が起きる前以上に成長した姿がみられるでしょう。

 

お申し込みまでの流れ

カウンセリングのお申し込み:無料相談(15分つき)

1.下記のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

2. カウンセラーより、返信いたします。

3. 継続カウンセリングの場合、無料相談にて15分ほどお話しさせていただきます。(予約制)その際に、お引き受けできるかどうかお伝えし、またカウンセリングの流れを説明させていただきます。

  • 無料相談は、LINE公式アカウントからお電話ください。
  • LINE公式アカウントは、下記をクリックしていただき、QRコードから友だち申請をお願いします。

友だち追加

  • お時間になりましたら、公式アカウントからお電話をください。(通話料はかかりません)「子どもカウンセリング晴」のメッセージを開いていただき、上に書かれている「子どもカウンセリング晴」をタップしていただくと、プロフィールページがでてきます。「通話」をクリックください。

4.お互いに同意の上、初回面談のご予約をお取りします。

5. メールにて、初回面談の書類をお送りいたします。ご記入いただき、メールでご返信をお願いしております。

6. 料金はお振り込み(ゆうちょ)になります。セッション前までにお振り込みください。

7. 初回面談(継続カウンセリング)では、今までの背景を伺います。背景をお伺いするため、60分のセッションをおすすめします。その後、カウンセリングでできることをお伝えします。ご希望でしたら、その後、定期的(毎週か隔週)なカウンセリングに進みます。お子さんのセッションの場合は、45分をおすすめします。

8. 様子が安定してきましたら、カウンセリングの頻度はあいていき、終結は話し合いで決まります。

単発(1回のみのセッション)をご希望の方は、3の無料相談と、7の初回面談は省略されますので、ご了承ください。

 

料金:一律

60分 13,000円(お得な回数券 4回48,000円 *1回あたり1,000円お得)
45分 10,000円(お得な回数券 4回38,000円 *1回あたり500円お得)

*単発ご希望の方は、どちらでも承ります。

*お振り込み(ゆうちょ)になります。手数料はご負担をお願いいたします。

 

開室時間

日曜日〜火曜日 お休み

水曜日〜土曜日 10時ごろから16時ごろまで(変更あり)

 

 

オンラインカウンセリングの注意点

  • ある程度安定したWIFIが必要となります。
  • パソコン、スマホ、タブレットでも構いませんが、パソコンが一番安定するようです。
  • 主にMicrosoftのTeams(チームス)を使います。ご予約いただきましたら、リンクをお送りいたします。パソコンで使用の場合、ダウンロード、ログインは必要ありません。スマホ、タブレット、MacのSafariの場合は、ダウンロードが必要となります。うまくいかない場合は、ZoomやSkypeを使うこともあります。
  • カウンセリング中はプライベートが守られるお部屋でお願いします。
  • オンラインがうまくいかなかった場合、電話に変更、もしくは日時の変更いたします。
  • お子さんのカウンセリングの場合、ある程度言語化できるようになるのが小学校3年生ぐらいになりますので、それぐらいでしたら、オンラインカウンセリングが可能です。

 

 

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