子どもが不登校になったとき、子どもの気持ちをママさんがすぐに受容できないのには理由があった!

こんにちは。

不登校専門 公認心理師の川合仁美です。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。

 

子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき、

子どもはギリギリの状態ーがんばりすぎているのが続いた状態

もしくはもう限界の状態なときが多いです。

 

でも、この言葉をはじめて聞いたママさんは

「そんなことない」「今日だけだろう」

と受け入れられないことが多いと思います。

 

これには心理的背景があります。

その理由は、

「プロセスであるから」です。

子どものつらさを「受容する」ことは、

1日でできないということです。

 

そのプロセスの中で一番はじめにくることが多いのが

「否認」です。

「そんなことない」

「そんなはずはない」

「なぜうちの子が」

「いや、行けるでしょう」

起きたことを認められない気持ちです。

 

この否認がくるのは、そのつらい時期を「生き延びる」ためです。

きっと一時的なものだろうと思うことで

その場を生きぬけるように

いわば「脳の防衛反応」です。

 

その後、

怒り

悲しみ

罪悪感

などの感情を経て、

「受容」にいきます。

 

ただ、これはプロセスなので、人によって違いますし、

一直線ではなく、戻ったりすることもあります。

はじめは波が大きくても、

だんだん小さくなっていきます。

 

子どもの状態を「受容」できたとき、

子どもにも変化が起きます。

 

このプロセスを早くしてくれるのが一つあります。

それは、カウンセリングだと思います。

 

カウンセリングの中で、

自分の気持ちを言語化して、

気づきを得て、

感情を手放し、

ママさんの気持ちが安心感を感じることで、

受容できていきます。

 

安心できるカウンセラーに会えることも大切ですね。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

不登校を初期、中期、後期と分けて、それぞれのあらわれと対処法についての動画を作りました。

動画はすべて無料プレゼントです。

この動画を見ることですべてのママさんと子どもたちが少しでも安心を感じて、将来が明るく見えるといいなと思っています。

 

今年もこのブログを見てくださってありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。